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豊国学園が22年ぶり決勝狙う/高校野球

練習が終わり西岡監督の話を聞く豊国学園の選手たち(撮影・前田泰子)

 豊国学園が22年ぶりの決勝進出に挑む。24日、福岡は準決勝が行われ、ノーシードから勝ち上がり、86年(昭61)の準優勝以来の4強進出を果たした豊国学園が、3年連続4強入りした飯塚を相手に決勝進出を目指す。

 4強の中で唯一、豊国学園はノーシードから勝ち上がってきた。「準決勝で自分たちが戦うのは不思議な感じがします」と能勢竜弥主将(3年)が言うのも無理はない。過去5年の夏の成績は1勝5敗。「今年は一気に5勝もしてしまいました」と西岡修一監督(40)もびっくりの快進撃だ。

 「1試合1試合強くなってきた」と西岡監督は選手の成長に目を見張る。12年ぶりに3回戦を突破すると、5回戦では県南部の強豪柳川を延長13回の末に破って勢いに乗り、準々決勝ではシードの稲築志耕館を破った。「これまでならリードされると、そのままズルズル離されていったけど、そこからひっくり返す力がつきました」と西岡監督は強さの要因を話す。

 準決勝は飯塚の左腕辛島航(3年)との対戦だ。準々決勝で強打の九州国際大付を破り波に乗る辛島からどう点を取るかがカギ。ここまで打率5割5分6厘、10打点と打線を引っ張る3番打者・能勢主将は「打つだけじゃなくて小技を使って揺さぶりたい」と辛島対策を練る。飯塚の4番今塩屋雄二(3年)と小中学校が同じだったという能勢は「いいところで打ちたいです」とライバルに負けない活躍を誓った。勢いはどこにも負けない。北部対決を制し、甲子園へのビクトリーロードを突き進む。【前田泰子】

[2008年7月24日 09:20  日刊スポーツ 紙面から ]

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